2017年12月に楽天半額セールで1万円ほどで買ったWindows7搭載の中古ノートパソコンを2019年10月にwindows10にアップグレードした。

タダでwin10にアップグレードできたと喜んでいたが、使い続けているうちに動作が遅くなってきたように感じ始めた。
それはカラダを蝕むガンのように知らぬ間に徐々に進行していき、最終的にはブラウザをクリックして検索画面が出てくるまで10分以上かかる激遅パソコンになってしまった(^▽^;)
確かに2017年時点で中古として売られていたスペックが低く安いパソコンにタダでwin10が入るからといって無理くり入れたわけだから、パソコン自体が対応していないのは仕方ない。
じゃあまた買い替えるか?とも考えたがどうせならやれるべきことをやって、それでもダメなら買い替えも検討しようと思い『win10 遅い』で検索した結果、Readyboost(レディブースト)なるものを発見し、試してみたのでどうなったかをここに書き残しておく。
Readyboost(レディブースト)とは?
Readyboost(レディブースト)というのは、Windowsに搭載された機能でVista以降のOSには標準となっている高速化機能だ。
詳しいことは興味もないし、よくわからないがUSBメモリをUSBポートに挿し込むとメモリとして働いてくれるということらしい。
パソコンの動きが遅くなる原因のひとつにさまざまな情報をHDDと内蔵メモリがいちいち拾いながら整合性を保とうとして動いていて、その情報が多すぎたり、HDDや内蔵メモリの性能が低かったりするとモタモタする。
その働きを助けるためにUSBメモリをパソコンのメモリとして使えるようにするという機能だ。
ま、あれだ。店が忙しいから安く使える学生バイトを雇うようなもんだな。
Readyboost(レディブースト)の設定
USBメモリもたくさん余っているのでとりあえず試してみようと思い立ち、すぐにやってみた。
①まず、邪魔にならないようにと小型で8GBのUSBメモリをポートに挿し込む。
②マイコンピュータからUSBメモリのアイコンを右クリックして『Readyboost』というタブを選択して…と説明されているのだが『Readyboost』のタブが見当たらない!
さらに調べるとReadyboost機能の有効、無効の設定があることが判明した。
その設定方法はドスパラのサイトが詳しく説明してくれているのでそちらを見た方がいい。
ここでの注意点としては『Superfetch』という項目が見つからない場合がある。
どうやらwindows10のバージョンによって表記が変わるらしく『Superfetch』が無い場合は『SysMain』という表記になっている。
オレのパソコンは『SysMain』が表示されていたので、その項目からReadyboostを有効にした。
これでReadyboostタブが表示されるようになったので、設定方法を書こうと思ったがドスパラのサイトで全部、説明してくれているのでそこを見た方が間違いないだろうw
Readyboost(レディブースト)の効果
これでReadyboostが使えるようになったはずなので、早速、使用感を確かめてみた。と言っても、パソコン好きがやるような速度を計るということではなく、素人の体感だけでの判断だということをご理解いただきたい。
Readyboostを使う前はブラウザの起動に10分以上かかるのがデフォルトだったが、Readyboostを使ったらなんと!ブラウザが起動するまで1分ほどに縮まったではないか!
単純計算で考えればブラウザの起動は10倍速くなったわけだ。
ただし、これはパソコンが起動しっぱなしの状態での話。
電源を入れた直後はどうしても動きが遅くなるので、一旦、電源を落としてしばらくしてから再度チャレンジした。
その場合でも、ブラウザのアイコンをクリックしてから2分後くらいには検索画面が表示されるようなった!
体感的には確実に速くなっているので、Readyboostは効果ありという結論になる。
「いや、そもそも1分でも遅いわ!」というツッコミは受け付けていないので悪しからず。
まとめ
Readyboostを使い出してから、数ヶ月経過したが、最近ではまた遅く感じるようになってきた。
ブラウザの起動は相変わらず1~2分なので、変わってないっちゃ変わってないのかもしれないが…
いや、Readyboost前の激遅パソコンだった頃と比べればまだマシなのかもしれないが、Readyboost後の普通に遅いパソコンにリニューアルしてからその遅さに慣れてしまったため、妙に遅く感じるのかもしれない。
今となってはReadyboostの効果があったのかどうかもうやむやになってきてしまっている。
そもそも、スバル360にポルシェのターボエンジンを積むのが無理なように、低スペックのパソコンにwindows10を入れたのが間違いなのだから仕方ない。
いずれにしろ、Readyboost仕様のノートパソコンは壊れるまで使うとして、いつかは買い替える必要があるだろう。
オレと同じように古くて遅いwindows10搭載のパソコンを使っていて、買い替える余裕がない貧乏人は数百円で買えるUSBメモリだけで速いパソコンに変身する可能性もあるので試してみる価値はあるのではないだろうか。
ちなみにReadyboostで使うUSBメモリはずっと挿しっぱなしにしておかなければいけないことは言うまでも無いだろう。
コメント
atomで感動しそう