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Acerノートパソコンの電源が突然落ちる不具合の原因は劣化バッテリーの装着だった件

Windows7(以下win7)のサポートが終了する前にWindows10(以下win10)にアップグレードしておけば、無駄なお金を使わなくて済むと10月に書いた。

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しかし、我が家にあるノートパソコン3台の内、アップグレードできたのは1台だけだ。

残りの2台の内、1台はスペック不足でダメ、もう1台はセガレ専用なのだが、ボロボロになってしまったので、アップグレードせずに新たに13800円(税込)の中古ノートパソコンを購入した。

機種は『Acer TravelMate P453M-A34D』だった。

最初はAcerなんて台湾のメーカーのノートパソコンで大丈夫なのかな?と思ったが、CPUがCore i5で安かったし、一度くらいは海外ブランドのノートパソコンも試してみるかということで購入。

購入したと言っても、セガレがバイトして貯めたお金で買ったので、オレは1円も出していないのだがw

それから2ヶ月半が経過した2019年12月28日の朝、血相変えてやってきたセガレの第一声が『パソコンの電源がすぐ落ちる』というものだった。

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電源が突然落ちる不具合の原因を探るが不明

電源が落ちると聞いて、最初に思い浮かべるのはやはりバッテリーの劣化だろう。

と言っても、ノートパソコンを外に持ち出すことは絶対にない我が家では、常にACアダプターで直接電源を取っているので、バッテリーが劣化していようと関係ないのでは?と思った。

しかも今まで何台もの中古ノートパソコンを使ってきたが、劣化バッテリーを付けっぱなしにしていたところで、電源が落ちるなどということは1台も無かった。

そこで他に原因があるかもしれないと思い、ググりまくったところ、HDDや電源自体、マザーボードなどさまざまな原因が考えられ、素人が特定するのは難しいことがわかった。

試しにAcer TravelMate P453Mのバッテリーを買ってみようかと思ったのだが、もしバッテリー以外の原因だったとしたら、完全に無駄金を使うことになる。

バッテリーに3000円も使うんだったら、いっそのこと新たに中古パソコンを購入した方がいいのではないか?と考え、セガレに提案した。

セガレは悔しそうに『まだ2ヶ月しか使ってないのに…』と嘆いていたので、かわいそうになり半額は出してやると言った。

そしてすぐに中古ノートパソコンを探し始めたのだが、次に買うのはAcerなどのクソのような海外製ではなく、やっぱりNECか富士通の日本製に照準を絞った。

条件はCPUはCore i5以上というのが最優先で見つけたのが、13980円(税込)のNEC VersaPro VX-Hだった。

すぐに注文したのが正月休みに入ったばかりで発送は1月6日になってしまうとのことだったので、それまでの代用品ということで10月にWin10にアップグレードしたNEC VersaProを貸したのだった。

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劣化バッテリーを外したらあっけなく解決

それからヒマに飽かせて、電源がどういう風に落ちるのかを検証するためにAcerの電源を入れてみた。

すると起動後すぐに電源が落ちてしまったり、10分ぐらいは何事もなく稼働しているのに突然、落ちてしまったりする。

これでは何かの作業中に落ちてしまう可能性があるわけで、怖くてとても使いようがない。

そこで『起動後すぐ電源落ち』や『バッテリー劣化すると』などのキーワードで検索してみたところ、めちゃめちゃ意外な文章を見つけた!

それは『劣化バッテリーからくる不具合を確認するにはバッテリーを外して、ACアダプターから直接電源を取って起動してみます』というものだった。

よくよく考えれば当たり前のことなのだが、それまではバッテリーが付いた状態ではじめてACアダプターからの電源が生きてくると完全に思い込んでいたのだ。

つまりACアダプターから直接電源をつないだ時でも、装着されているバッテリーを介してパソコンに電気が供給されると思っていて、バッテリーが装着されてなければ、いくらACアダプターから電気を供給したとしてもパソコン本体には通電しないと思っていたのだ。

そう思っていたオレにとって『バッテリーを外して、ACアダプターから直接電源を取って起動』というフレーズはまさに目がテンw

そんなことが可能なのかと思い、すぐさまバッテリーを外し、ACアダプターから直接電源を取って起動してみた。

するとどうだろう、ちゃんと起動するし、逆に今までの不安定さはなんだったんだ?というほど安定して起動するのだ。

そのことから電源が落ちる不具合は劣化バッテリーを付けっぱなしにしていたことが原因と判明したのだが、その時はあまりのあっけなさにしばらく放心状態になっていた。

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まとめ

それからなにもせずに数時間、放置しておいたが一度も電源が落ちることなく、しっかり安定していた。

それが確認できたので、すでに注文済みの中古ノートパソコンのキャンセル処理をしたのはいうまでもない。

今回の件でわかったことは、新品バッテリーだの新たに買い換えるだの、足し算ばかり考えるのではなく、外せるものは外してみるという引き算の考え方も大切ということだ。

結果、節約どころか1円たりとも使わずに解決したのは、いかに無駄金を使わないようにするかを常に考えているからわかったことなので、やはり貧乏は知恵で乗り切れということも改めて認識させられた正月休みだった。

コメント

  1. m.y より:

    Acerはバッテリーを外しても時々電源が落ちますよ。

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